令和から始めるFX未経験者のトレード生活

知識ゼロの素人が5年後10年後に大金を所持していることを夢見てFXを始めました。勉強の過程や利益と損失もすべて赤裸々に。

ナンピンと両建てについて

実際に取引を始めると必ずやってしまうであろうナンピン両建て

私はFXをやろう!と決めて、事前に色んな情報をネットで見て回りました。
そこでナンピンや両建てという言葉の意味は理解していました。

結構マイナスイメージなことを書いてある印象が強かったですね。

ナンピンはやめとけ!両建てはするな!などと極端には書いていないにしても、リスクが高いからしないほうがいいよ?くらいの書き方は結構見かけます。

実際のところ私は過去何回もナンピンも両建てもしました。
そして、これからも時と場合によってはします。
むしろナンピンは多用していくかもしれません。

初心者目線でナンピンと両建てについて実体験を混じえて書いていきます。

ナンピンについて

ナンピンとは、含み損が出ているにもかかわらず同じ方向にポジションを持つことを言います。

チャートを使って表すとこんな感じです。

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上昇中にショートでエントリーし、さらに上昇したところでもう一度ショートを入れます。
2回目に入れたショートのことをナンピンと言います。

この場合はナンピン売りですね。

このチャートの場合は。ナンピンした少し後から下がり始めてきています。
しばらく保有していれば最初のエントリーは建値で逃げ切れそうですね。
そしてナンピンしたポジションは利益になっています。

あれ?ナンピンした方が勝率上がるんじゃない?と思いませんか?

でもですね。
もしそのまま上げ続けていたら、ナンピンしたポジションも含み損になり損失は膨らんでしまいます。

じゃあやっぱりしない方が良いの?ってところなんですが。

答えは、タイミングを定めてするナンピンは全然アリ!だと思います。

まず、そもそもナンピンのメリットは何かを考えます。
損益の切り替わりのポイントを平均的に出来るのがメリットかと思います。
文字で表すと堅苦しくなってしまいましたが。

つまり、107円で1万通貨ショート、さらに107.5円で1万通貨ショートした場合、107.25円で2万通貨保有しているのと同じ状況になるわけです。
そうすることにより、107.25円を下回る位置まで戻ってきてくれれば利益になるのです。
もしナンピンしなかった場合、当然ですが107円に戻ってくるまで含み損のままです。
ただし、当然ですが107.5円以上にいる間はナンピン分の損失が上乗せされるので、ナンピンしたから安心!というわけではないのです。

じゃあナンピンのベストなタイミングは?ということですが、ヒントはたった今書いてしまいました。

先ほどの例の「107.5円以上にいる間はナンピン分の損失が上乗せされる」という部分です。

要は、ナンピンをする場合は少しでも逆行したら損切りしましょうということです。

裏を返せば、1発目の含み損を抱えているポジションの損切り位置付近でナンピンして、ダメならダメですべて損切りしてしまえば良いのです。

そうすれば、ナンピンのデメリットである含み損の増加は最低限に抑えつつ、メリットもしっかり受けられます。

損切りポイントでナンピンしたところで、もう損切りする位置が近いから勿体無いのでは?と思うかもしれません。
もしそう感じるのであれば、恐らくですが損切り位置の設定の仕方が良くないと思います。

そもそも損切り位置は「ここを超えたらもうダメだ」という場所に置いているかと思います。
必ずとは言いませんが、基本的には抵抗帯となりうる場所が損切り位置になっていると思うのでそう簡単には超えないはず。
むしろ反発する可能性もそれなりに高い位置です。
だったら、そのポイント付近でナンピンをしてダメならダメで切る!これが最善のナンピンの仕方だと思います。

無闇にナンピンしても損失が増えるリスクが高すぎます。

私も以前よくやっていましたが、感覚的なナンピンや根拠の薄いナンピンは良い結果に繋がる可能性は極めて低いです。
具体的には「RSIが70%を超えているからナンピンしよう」とか、何なら「かなり上がったから1回ナンピン売りしてみよう」とか。
チャートを全く見ないでポジションを持つよりは勝率は1%や2%は上がるかもしれませんが、とは言えです。
そんな根拠で勝てるなら誰も苦労しないです。
本当に。

そして、しょっちゅうナンピンをしているのであれば恐らくエントリー位置に問題があるのだと思います。

ナンピンして損失が増えるくらいなら、じっくりとエントリータイミングを見極めることに時間を割いた方が有意義かなと。
出来ることならエントリーしてから含み損は極力持ちたくないですからね。

以上です。まとめまておきます。

・ナンピンは損切りポイントの一歩手前でする様にし、その後も反転しなければ損切りポイントで損切りする。

・根拠も無くナンピンしない。感覚的な根拠もNG。

・毎回ナンピンしてしまうのであれば、まずはエントリー位置を疑ってみる。本来ナンピンするであろう位置をエントリー位置にしてみる等。


両建てについて

両建てとは、今持っているポジションとは逆方向のポジションを同時に持つことを言います。

何の意味があるの?と言いますと、簡単に言えば今の含み損益が固定されます。
もちろん同じ銘柄、同じロット数で両建てを行なった場合に限ります。

チャートで見てみます。

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同じロウソク足の中で、下の方でショーエントリー後、上がってしまったのでロングを入れた状態です。
つまりショートで入ってから上げた分の損失が出ている状態ですね。
正確に言えばロングエントリーのスプレッド分も含み損に加算されています。
そして、このショートとロングを同じロットでエントリーした場合、今抱えている損失はこの後チャートがどれだけ動こうとも固定されます。
これが両建てです。

一見、メリットは感じない気もしますが、使用用途によっては・・・有用かなと思います。
少なくとも今の私では使いこなせていません。

まず役立つ場面の例としては、含み益を抱えている中での両建てです。
含み益を抱えていても、あっさり逆行して建値まで戻ってしまったり、何ならマイナスになってしまったりすることもあると思います。
そんな時に両建てしておけば、逆行分の利益を得ることが出来ます。

デメリットとしては、逆行しなかった場合は利益を伸ばせません。

それくらいなら両建てしないで、建値にロスカット置いて最悪プラマイゼロで良い気もします。

別の使用例としてはレンジを生かす方法でしょうか。
FXのチャートは約7割がレンジと言われているようです。
本当かはわかりませんが確かにレンジの方が多いイメージ。

両建てしておいて、上がったらロングポジション決済、そのまま下がるのを待ち下がったらショートポジションを決済。

でもこれについても、別に両建てじゃなくて良い気はします。
単純に上がると思ったらロングポジションだけ持って決済。
その後、下がりそうならショートに切り替えで良いのでは?と思ってしまいますね。

ただ、FX業者によっては取引量に応じて何かしらの特典がもらえるものもあるので、そういう意味では良いのかも?
両建てがその特典としてカウントされるかはわかりませんが。

単純に取引量は増えると思うので、レンジをうまく利用出来れば1つの方向だけにポジションを持つよりも利益を出せるかもしれません。
両建て後、利が乗った方を決済、損失が出ているポジションは建値まで戻すのを待って決済するとか。

そしてここからが本題とも言えますが、含み損を抱えた状態での両建て。
私はよくこれをしてしまいがちです。

まず結論から言いますと、99%しない方が良いです。

実際に含み損を抱えて両建てするとわかりますが、その後どう転んでも含み損が消えることはありません。
両建てをすることで損失の拡大は抑えられますが損失を無くすことは出来ないのです。
でも含み損が大きくなってくると、気持ち的に不安になったり怖くなったりします。

その結果、とりあえず両建てしてこれ以上損失を広がらない様にしてしまいがち。

損失額を一旦固定するのは良いのですが、同時に含み損が消えないことも気になってきます。
損失を無くすには、両建てのどちらかを解消して利益につなげるか、もしくは新たなポジションで利益を出すしかありません。

もし含み損を抱えて両建てをしてしまった場合は以下のように利益を出せれば上出来だと思います。

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こんなに正確に決済出来れば良いですね。
でも実際には、両建てを解消するのはかなり勇気が必要です。
利益の出ているポジションを落としてしまうと、膨大な損失が出ているポジションだけが残るので。
精神的にはかなりキツいですよ。

このチャートはドル円の4時間足なのですが、下落後しばらくして戻しています。
そういう意味では損切りしないである程度保有していても利益は出せるかもしれないですね。
そこまで含み損を持てる気持ちと資金の余裕があればの話ですけど。

損切りしないというスタンスでトレードをしているのであれば、含み損が出ている間は両建てをして逆方向でも利益を出すような使い方が出来ますね。
ただただ含み損を持ち続けて傍観しているよりは良い選択肢ではあるかもしれないです。
絶対にいずれ戻ってくるという根拠ありきでの選択肢だと思うので、玄人向けの技ってイメージは拭えないです。

まとめます。

・含み益が出ている時の両建てはおもしろいかも。ただし逆行した時に限り恩恵を受けられます。

・同じ価格での両建てはあまり無意味?でも取引量に応じて何かしらの特典がある業者ならアリ?

・含み損を抱えての両建ては少なくとも初心者にはおすすめしません。決済タイミングが難しすぎます。


結局どうすれば良いのか

ナンピンと両建てについて見てきましたが、必ずしなければいけないという決まりは当然ありません。

一番良いのはナンピンも両建てもしないで利益を出せることだと思います。

ナンピンではなくて、利益が乗っている状態でさらに買い増しや売り増しをして、さらに利益を伸ばすのが理想。
両建てではなくて、しっかりエントリーした方向に伸びて利益を出せるのが理想。

しかし毎回そうはいかないので、選択肢としてナンピンや両建てをチョイスするのが実際のところ。

両方とも上手く扱えれば利益に繋がる可能性はありますがリスクは伴います。
とくに両建ては利益を出せるかはかなり怪しいと思っています。
ナンピンについては個人的にはアリ。
何故なら損失をプラマイゼロやプラスに転じる可能性を高められるからです。
ダメならダメですぐ損切りすることが前提です。

普段から損切りをしっかりするならナンピン、損切りをしないなら両建てを使う感じなのかも。

私は損切りをしながらトレードしたいので、するならナンピン。両建ては封印したいです。

FXを始めて4ヶ月ほどになりますが、お恥ずかしながら自分のトレードルールを確立出来ていません。
いい加減ルールを定めて守らなきゃなあ。